オンラインカジノのライセンスの意味と種類

そもそも安全なカジノを選ぶ上で、ライセンスが重要なのはなぜでしょうか?

合法的にオンラインカジノを運営するには、その国で発行されている免許の取得が必須です。ライセンスが発行されるカジノは、その国の法律とライセンスの規制の両方を遵守している証拠になります。

ライセンスを持っていないと、合法なカジノ運営をする法人として銀行口座を開設することはできませんし、トップゲームプロバイダーと提携することもできません。

ライセンスを取得しているオンラインカジノは、次のようなチェックをクリアしたことを意味しているのです。

  • 合法的に誠実に運営されている
  • 運営に充分な資金力を持つ
  • 個人情報の安全性が確保されている
  • 信頼性の高い決済システムが導入されている
  • ギャンブル依存症対策が行われている
  • ゲームの公平性が証明されている
  • マネーロンダリング対策がとられている

逆に言うと、ライセンスの表示がないカジノは、不認可の違法なカジノであり、賞金が支払われなかったり、なんらかのトラブルに巻き込まれる危険性があります。

くれぐれも、ライセンス不所持のカジノには近づかないようにしてください。

一方で、ひとくちにライセンスと言っても、規制の内容、取得の難易度、ライセンス発行料、発行国へ納める税金など、ライセンスの種類(発行する国/地域)により差があります。

主要なオンラインカジノライセンスの種類

  • マルタ
  • UKGC
  • 英領ジブラルタル
  • 英領マン島
  • オランダ領キュラソー
  • パグコー
  • カナワク

これらのライセンスは、オンラインカジノやカジノの情報サイトで一度は目にしたことがあるはずです。

しかし、それぞれのライセンスには違いがありますので、その点をこれから詳しく見ていきましょう。

オンラインカジノの主要ライセンス

カジノライセンスの審査基準は世界共通ではなく、発行国により異なります。世界各国30カ国以上でカジノライセンスが発行されており、それぞれ規制や取得の難易度は異なります。

ライセンスを発行する国は、ライセンス契約料や更新料、税金などを主な目的としています。ライセンス発行は、その国や地域にとって重要な収入源です。そのため、国によっては甘い基準でライセンスを発行しているケースもあるのです。とくに発行国の情勢が安定していない場合は、運営の先行きに不安が残ります。

【主なライセンスと所有カジノ】

ライセンス 信頼度 所有しているカジノ
マルタ(MGA) ラッキーニッキー、チェリーカジノ、カジノシークレット、21.com、ギャンボラカジノ、ラッキーカジノ、ジャストスピン、ビデオスロッツ、ネットベット、ウィリアムヒル、カスモカジノ
UKGC レオベガス、ロイヤルパンダ、ビデオスロッツ
英領ジブラルタル 32REDカジノ、888.COM、ウィリアムヒル
英領マン島 188BET
キュラソー カジ旅、エルドア、エンパイア777、ビットカジノ、ベットティルト、賭けっ子リンリン(旧10ベット)、ラッキーデイズ、ライブカジノハウス、チェリーカジノ、クイーンカジノ、ミスティーノ、カジノミー、ユニークカジノ、ベラジョンカジノ、インターカジノ
パグコー エルドア、エンパイア777
カナワク エルドア

優良ライセンス4選

まずは、取得や維持が難しいとされる4種類のライセンスをご紹介します。

【優良ライセンス4選】

ライセンス発行機関 ライセンスを取得している日本対応カジノ 備考
Malta Gaming Authority(マルタ共和国) ラッキーニッキー、チェリーカジノ、カジノシークレット、21.com、ギャンボラカジノ、ラッキーカジノ、ジャストスピン、ビデオスロッツ、ネットベット、ウィリアムヒル、カスモカジノ インターカジノ、ベラジョンカジノ→現在はキュラソーライセンスで運営
UKGC(英国) レオベガス、ロイヤルパンダ、ビデオスロッツ インターカジノ→現在はキュラソーライセンスで運営

オムニアカジノ(日本撤退)

ビデオスロッツはマルタとUKGC両方所持

英領ジブラルタル 32REDカジノ、888.COM、ウィリアムヒル ウィリアムヒルはマルタライセンスも所有
英領マン島 188BET

Malta Gaming Authority(マルタ共和国)

マルタゲーミング委員会(MGA)は、ヨーロッパのマルタ共和国政府管轄のライセンス発行機関です。審査や規制が最も厳しいと言われ、安全性、信頼度の高いライセンスの一つです。2001年から宝くじやゲーミング、オンラインスポーツの許認可を行っています。

マルタライセンスで運営するオペレーターは、マルタに実在していないといけないため、運営者がよくわからない怪しいサイトではないことが証明されています。ユーザーにとっては安心です。

マルタライセンスを取得するプロセスは、カジノ運営会社は申請の3〜4週間後に、6ヶ月有効な仮ライセンスが与えられ、仮運営期間の分析結果が基準を満たした場合、5年間の正式なライセンスが与えられます。

マルタライセンスは申請料金5,000ユーロ、ライセンス料は、年間収益とライセンスの種類により、10,000ユーロから35,000ユーロが課されます。さらに、マルタライセンスで運営するカジノは、法人税35%に加え、マルタ在住のプレイヤーから得たゲーミング収益に対し、5%のゲーミング税をマルタ政府に納めます。

【マルタライセンスで運営されているおすすめオンラインカジノ】

カジノ名 カジノシークレット
運営者 CS Litto Limited
創設年 2018年
日本語カスタマーサポート チャット、メール
入金不要ボーナス 提携サイト経由の新規登録で33ドル
おすすめポイント 出金条件のないキャッシュバックが評判!日本人限定トーナメントも開催。

 

カジノ名 ラッキーニッキー
運営者 SkillOnNet Ltd
創設年 2017年
日本語カスタマーサポート 電話、メール、チャット
入金不要ボーナス 提携サイト経由の新規登録で40ドル
おすすめポイント 比較的新しいオンカジながら、アニメキャラが特徴的でヨーロッパと日本で絶大な人気。日本語サポートが充実。

 

カジノ名 ウィリアムヒル
運営者 William Hill Global PLC
創設年 1934年
日本語カスタマーサポート チャット、メール
入金不要ボーナス 無し
おすすめポイント スポーツベッティング、ポーカーやビンゴもできる多彩なサイト。英国の歴史ある老舗カジノで安心。

   マルタライセンスのメリットとデメリット

  メリット
  • 厳しい審査や規制による安心感がある
  • プレイヤーからの苦情を調査してくれる
  • カジノ運営者は定期的な抜き打ち調査を受ける
  • プレイヤーの資金が安全に入出金されているかチェックされている
  デメリット
  • 仮想通貨の扱いが厳しい
  • ヨーロッパで有名なカジノが多く、日本のプレイヤーに馴染みのあるカジノが少ない

マルタライセンスは取得の困難さから、安全性が示せる一方で、運営側は規制が厳しい面があります。そのため負担の軽いライセンスへ乗り換えるオンラインカジノも見られ、日本のプレイヤーに人気のベラジョンカジノも、マルタからキュラソーのライセンスに変更した一例です。

  UKGC(英国)

UKGC(UK Gambling Commission:英国ギャンブル委員会)は世界最大級の賭博機関の一つです。イギリスは古くから賭け事が盛んな国で、ギャンブルを合法的におこなえるよう法整備が整っています。

特にプレイヤーの保護を重視する賭博法により、UKGCのライセンスを所有するカジノは、倫理的な配慮、公平性や透明性が保たれています。

UKGCライセンスの取得には、事業計画書、経済的安定性と資金調達方法の証明、犯罪歴のないことなど、多くの証明を求められます。厳しい規制のため、申請から発行まではおよそ4ヶ月ほどかかり、承認までに最も時間のかかるライセンスの一つと言われます。

ライセンス費用が高いことでも知られ、1ライセンス42,000ポンドを超えることもあり取得にハードルの高いライセンスです。

【UKGCライセンスで運営されているおすすめオンラインカジノ】

カジノ名 ビデオスロッツ
運営者 Videoslots Limited
創設年 2011年(日本向けは2019年から)
日本語カスタマーサポート チャット、メール
入金不要ボーナス 無し
おすすめポイント 3,500種類以上の豊富なゲーム。カスタマーサポートは24時間対応で安心。

 

カジノ名 レオベガス
運営者 LeoVegas Gaming plc
創設年 2012年(日本向けは2019年から)
日本語カスタマーサポート チャット、メール
入金不要ボーナス 「Starburst」フリースピン10回
おすすめポイント 初回入金特典は出金条件(賭け条件)なしのフリースピン付き。優秀なオンラインカジノへ与えられる賞を数々受賞。

UKGCライセンスのメリットとデメリット

メリット
  • 安全性とセキュリティが保たれている
  • 厳しい審査や規制による安心感がある
デメリット
  • 日本向けのオンラインカジノは少ない

マルタライセンスと同様にUKGCライセンスも信頼性の高さが魅力的な一方で、規制の厳しさと高額な費用から、他のライセンスへ移行するカジノ運営企業も見られます。

英領ジブラルタル(英国)

スペインの南部に位置するイギリス海外領土、ジブラルタル政府が発行するライセンスです。ジブラルタルは1998年より、ランドカジノを含む6種類のライセンスを発行しています。

ジブラルタルのライセンス取得には、犯罪歴がないか、資金洗浄対策、事業計画、利用者の保護など細かいチェックを受けます。オンラインカジノのライセンスは5年間有効で、5年間の費用は100,000ポンドです。

ライセンス所有者は、年間利益の1%(最低85,000ポンド、最大425,000ポンド)の納税が義務付けられています。

【英領ジブラルタルライセンスで運営されているおすすめオンラインカジノ】

カジノ名 888カジノ
運営者 888 Holdings plc(Virtual Global Digital Services Limited)
創設年 1997年
日本語カスタマーサポート 無し(現時点では英語のコンタクトフォーム対応)
入金不要ボーナス 無し
おすすめポイント 最優秀ギャンブルオペレーターなど受賞歴のある一流オペレーター。20年以上の運営歴を持つ老舗で、同時にマルタとUKGCのライセンスも所有し安心感抜群。

英領ジブラルタルライセンスのメリットとデメリット

メリット
厳しい審査を受け、資金力も確認されている
デメリット
日本向けのオンラインカジノは少ない

英領マン島(英国)

マン島(Isle of ManまたはMann)は、グレートブリテンとアイルランドの間にあるイギリスの王室属領です。人口約8万人の小さな島ですが、オートバイクレースやタックスヘイブンで有名な島です。

マン島ギャンブル監督委員会(GSC)は、1962年に設立された独立法定機関で、ランドカジノや宝くじ、スロットマシンなどに加え、ソフトウエアやオンラインカジノなどの監査、許認可をおこなっています。

  • ライセンス所有者が公正なサービスを提供する
  • プレイヤーが正当な賞金を受け取ることが保証されている
  • 若年層やリスクのある人を守る
  • ギャンブル産業から犯罪を排除する

マン島ギャンブル監督委員会は上記を原則として掲げ、透明性と信頼性を保つためにライセンスの規制・管理をしています。

マン島ライセンスを取得したい運営者にかかる費用は、申請料1,000ポンド、ライセンスの年間費は35,000ポンドで5年間有効です。

カジノ運営元は、売上総利益に対し1.5%(総利益2000万ポンド以下)から0.1%(4000万ポンド以上)の税金をマン島政府へ支払います。

【英領マン島ライセンスで運営されているおすすめオンラインカジノ】

カジノ名 188bet
運営者 Cube Limited
創設年 2006年
日本語カスタマーサポート チャット、電話、メール
入金不要ボーナス 提携サイト経由の新規登録で20ドル
おすすめポイント スポーツブック、カジノ、麻雀まで他ジャンルに楽しめる。有名サッカーチームの公式パートナーをつとめる優良企業。

英領マン島ライセンスのメリットとデメリット

メリット
安全性とセキュリティが保たれている
デメリット
日本向けのオンラインカジノは少ない

 

安定ライセンス

優良ライセンスには及ばないものの、多くの人気カジノが取得、運営している安定したライセンスをご紹介していきます。

これらのライセンスは先述の優良ライセンスより簡単に取得できる上、運営上の自由要素が多いため、近年市場に参入した新カジノの多くがこれらのライセンスを所有しているのが現状です。

【安定ライセンス3選】

ライセンス発行機関 ライセンスを取得している日本対応カジノ
オランダ領キュラソー(オランダ) エルドア、エンパイア777、ビットカジノ、ベットティルト、賭けっ子リンリン(旧10ベット)、ラッキーデイズ、ライブカジノハウス、チェリーカジノ、クイーンカジノ、ミスティーノ、カジノミー、ユニークカジノ、ベラジョンカジノ
PAGCOR(フィリピン) エルドア、エンパイア777
カナワク(カナダ) エルドア

 

キュラソー(オランダ領)

カリブ海に位置する、オランダ王国の構成国で、観光やタックスヘイブンで有名な島国です。1993年にオンラインギャンブルが合法化され、1996年からライセンス発行を開始しました。

キュラソーライセンスは申請料が安く、発行が非常に速いため、参入障壁が低く、多くの新しいオンラインカジノ運営者がキュラソーを好んで選んでおり、人気のライセンスとして知られます。英国のUKGCライセンスのように、高額の手数料や複雑な申請プロセスがないので、取得しやすいと好まれています。

キュラソー法務局が発行するライセンスは「マスターライセンス」と言われ、4社のみに与えられており、現在新たな企業がマスターライセンスを申請することはできません。このマスターライセンスを所有している会社が、「サブライセンス」という形で、第三者にオンラインカジノの許可を与えています。

 

キュラソーの4種類のマスターライセンス(右がライセンス番号)

  • Curacao eGaming – 1668/JAZ
  • Antillephone – 8048/JAZ
  • Gaming Curacao – 365/JAZ
  • Curacao Interactive Licensing N.V. – 5536/JAZ

つまり、キュラソーライセンスは、キュラソー政府から認可を受けた4つの企業が、申請してきたオンラインカジノにサブライセンスを発行するシステムで、キュラソー政府が直接管理しているわけではないのです。

キュラソー政府はカジノ運営者の監視やプレイヤーの保護には関与しないというのがキュラソーライセンスの特徴です。マスターライセンス所有者は、サブライセンスを有料で与えることができるかわり、サブライセンス保有者の活動に責任を負うことになっています。文字通り、マスターとサブの関係です。

このマスターライセンスは5年間有効で、サブライセンスはマスターライセンスが有効である限り、無期限に有効という仕組みになっています。

マルタライセンスのような厳格なライセンスでは、取り扱うゲームの種類やスポーツブックなど、それぞれにライセンスを取得しないといけません。

しかし、キュラソーライセンスの場合は、1つのライセンスで全てのギャンブル運営を許可しているため、運営者にとってはシンプルで利用しやすいのです。

また、キュラソー政府は、純利益に対して2%の税金を課しているのみで、税金が低いというのも運営者にとって嬉しい特徴です。

【キュラソーライセンスで運営されているおすすめオンラインカジノ】

キュラソーライセンスの種類 取得しているオンラインカジノ 備考
Curacao eGaming インターカジノ、ベラジョンカジノ、ビットカジノ、ライブカジノハウス  インターカジノは日本語以外のサイトはマルタライセンスで運営。ベラジョンは2020年にマルタからキュラソーへ変更。
Antillephone カジ旅、ミスティーノ、ボンズ、ベットティルト
Gaming Curacao  エルドアカジノ、ラッキーデイズ エルドア、ラッキーデイズはカナワク(カナダ)ライセンスも所有
Curacao Interactive Licensing N.V. 不明


キュラソーライセンスとマルタライセンスの違い

ここで、マルタライセンスとの違いからキュラソーライセンスを見直してみましょう。

信頼度が高いとされるマルタライセンスと、新興カジノや知名度の高いカジノが入り混じるキュラソーライセンスはどんなところが違うのでしょうか?

マルタライセンス
  • 法規制が厳しい
  • ライセンス料と税金が高い
  • 申請から発行まで6〜8週間ほど
  • 5年ごとに更新
  • 運営会社はマルタ国内に拠点を持つのが義務
  • 仮想通貨はまだ使えない
キュラソー
  • 取得が簡単でギャンブル業界の実績がない運営者でも申請できる
  • 費用、税金が安い
  • 申請から発行まで4〜6週間ほど
  • 1つのライセンスで様々な種類のギャンブルサイトに適応可能
  • キュラソー政府は、カジノとプレイヤーの紛争解決に関与しない
  • 仮想通貨の使用を許可

 

プレイヤーにとっての2つのライセンスの大きな違いは、不測の事態が起こった際の調停にあります。

マルタライセンスでは、ライセンスを与えたカジノが問題を起こした場合、利用者からの申出により、マルタゲーミング委員会がカジノ業者を調査したり問題解決のために介入してくれたりします。

万が一、オンラインカジノの経営が傾いてプレイヤーへの支払いが滞り、そのまま倒産するというようなことが起こるのを防ぐため、間に入ってくれる役割があるのです。この点、キュラソーライセンスでは、政府は各マスターライセンスを持つ会社にすべてを委ねています。

したがって、キュラソーライセンスの場合は、どのマスターライセンスが信頼できるかをユーザー側が判断しなくてはなりません。

一方、運営者側にとっては、スピーディーで低コストなキュラソーライセンスの人気が高まっています。

特に、近年、仮想通貨の人気が高まっているので、マルタからキュラソーに乗り換えたり、新市場進出時にキュラソーを取得したりする運営者が増えているのが現状です。

キュラソーのマスターライセンスの違い

キュラソーのマスターライセンス4社については、公開されている情報がかなり限られており、運営歴や評判が頼りとなります。

Gaming Curacaoは1998年ころ設立され、長い運営歴があります。

最近特によく目にするようになったAntillephone。それもそのはず、最初に仮想通貨が使用できるカジノサイトにサブライセンスを発行したことで知られています。海外のレビューサイトでは、キュラソーライセンスの中で最もユーザーの苦情に対応したり、大手のカジノサイトが利用しているライセンスとして、ある程度の評判があります。

Curacao eGamingはキュラソー政府から最初に認可されたマスターライセンスで、1996年から運営されています。事前申請料金750ユーロ。4,500ユーロから、1週間以内にライセンス取得が可能というスピード発行が特徴です。

【キュラソーライセンスで運営されているおすすめオンラインカジノ】

カジノ名 ベラジョンカジノ
ライセンスの種類 Curacao eGaming
運営者 Breckenridge Curacao B.V.
創設年 2012年
日本語カスタマーサポート チャット、メール
入金不要ボーナス 30ドル
おすすめポイント 日本ユーザーに圧倒的な人気。無料版でも遊べる。

 

カジノ名 カジ旅
ライセンスの種類 Antillephone
運営者 Sweetspot.N.V.
創設年 2015年
日本語カスタマーサポート チャット、メール
入金不要ボーナス 提携サイト経由の新規登録で40ドル
おすすめポイント 冒険を楽しみながらプレイできる独自の世界観でRPG好きにはおすすめ!倍速でプレイできるスロットが好評。

キュラソーライセンスのメリットとデメリット

メリット
  • 仮想通貨や新しい決済サービスを素早く取り入れ、プレイヤーの利便性が高い
  • 日本のユーザーに馴染みのある人気カジノが多い
  • 運営者にとっては、低コストでカジノサイトの運営が可能
デメリット
  • プレイヤーとカジノ運営者の間でトラブルがあった場合、キュラソー政府は介入しない
  • キュラソーライセンスを取得しているからといって、優良ライセンス並の厳格な基準をクリアしたわけではない

PAGCOR(フィリピン)

カジノが盛んなアジアの街といえばマカオや韓国が日本では有名ですが、実はフィリピンはマカオよりも多くのカジノがある南アジア随一のカジノ大国です。

パグコー(PAGCOR)ライセンスは、フィリピン国有企業であるフィリピン・ゲーミング&アミューズメント・コーポレーションが発行するライセンスです。パグコーライセンスを取得するには、充分な現金資金を保有しているか、運営元の資金バックグラウンドやビジネスについて監査を受けます。

世界的に有名なオンラインカジノ、Betway Casino、Winner Casino、Paragon、Bodogなどがパグコーライセンスを所有していることで知られます。

ライセンス取得には申請から3〜6ヶ月ほどと比較的時間がかかります。

【パグコーライセンスで運営されているおすすめオンラインカジノ】

カジノ名 エンパイア777
運営者 Nugget Projects Inc.
創設年 2015年
日本語カスタマーサポート ライブチャット、メール、LINE
入金不要ボーナス 提携サイト経由の新規登録で20ドル
おすすめポイント 日本語サポートが充実。初回入金100%ボーナス、入金するたびもらえる10%リロードボーナスあり。

   パグコーライセンスのメリットとデメリット

メリット
  • 政府管轄の企業によるライセンスで安心感がある
デメリット
  • 日本のユーザーに対応しているカジノサイトは少ない

カナワク(カナダ)

カナワク(Kahnawake)とは、アメリカから近いカナダのケベック州、モントリオールにある先住民(モホーク族)居留地です。1996年にカナワクゲーミング委員会が創設され、オンラインカジノのライセンスの発行が開始されました。

カナワクライセンスは比較的取得しやすいことで知られます。ただし費用はキュラソーほど安くないため(ライセンス費用は40,000ドル、ソフトウエア検査費用は15,000ドル、更新費10,000ドル)新しいオンラインカジノ運営者によっては負担が大きいと言われます。まだ、日本で知名度のあるカジノは多くありません。

【カナワクライセンスで運営されているおすすめオンラインカジノ】

カジノ名 ラッキーデイズ
運営者 Raging Rhino N.V.
創設年 2019年
日本語カスタマーサポート チャット、メール
入金不要ボーナス 3,000円
おすすめポイント 通貨が日本円選択でき、仮想通貨や銀行送金など多数の入出金方法に対応。

カナワクライセンスのメリットとデメリット

メリット
ライセンス発行の歴史は長い
デメリット
日本のユーザーに対応しているカジノサイトは少ない

ライセンス以外に初心者ユーザーが気をつける点は?

ライセンスは安全なカジノを選ぶ上で、基本的なチェックポイントですが、それ以外にも確かめたい情報がいくつかあります。

運営者

オンラインカジノは日本国外で運営されているサイトを利用するので、どんな会社が運営しているのかわかりにくいものです。詐欺やイカサマなどトラブルに巻き込まれないよう、運営者情報も確認して、怪しくないか見ておきたいですね。

監査機関による審査

ライセンス取得時だけでなく、その後も公正な運営を続けているか、第三者機関による定期的なチェックです。これらの審査を受けたカジノサイトはライセンスロゴの近くに、監査機関(eCOGRA、TST、GLIなど)のロゴも掲示されています。

日本語カスタマーサポート

初心者ユーザーにとって、わからないことがあったときに頼れるのがカスタマーサポートです。メールや問い合わせフォームはサポート時間が長いものの、返事が来るまでに1日ほど待つことが多いものです。ライブチャットで質問できるとすぐに解決できて安心です。自分の利用したい時間帯にチャットが対応しているか、確認しておくようにしましょう。

評判・口コミ

できれば少ない偏った意見ではなく、複数の情報源、SNSやブログ、信頼できるレビューサイトなどを参考にしたいものです。口コミでは、トラブル原因が利用者本人の問題だった場合もあるのですべて鵜呑みにはできませんが、サポートがきちんと対応してくれたかなど雰囲気を知る材料になります。

また、オンラインカジノの情報は、速いスピードで更新されていきますので、1〜2年前の情報では、ずいぶん現状と違っていることがあります。できるだけ新しい日付の情報をチェックするのが良いでしょう。

当サイトは日本のみならず海外の情報も含め、多面的にレビューしているので、ぜひカジノ選びの参考にご活用ください。

まとめ

知らずに違法サイトでプレイしてしまい詐欺にあってしまった!とならないためにも、ライセンスを取得して合法的に運営されているかは必須のチェックポイントです。

とくに初心者の方は、何を目安にカジノ選びをしたら良いのか迷うと思いますので、まずはライセンスを含め、運営元、日本語サポートなど安心して利用できるかどうか確認することをおすすめします。

ただし、ライセンスは運営途中で変更されることもあるので、最新情報をチェックしてくださいね。

華ーHANAー
華ーHANAー 執筆分野:メインレビュー・攻略法(ガイダンス)・特集記事
更新日:2022年 02月 18日 投稿日:2021年 11月 22日