オンカジ初心者も納得 勝利戦略パーレー法を分かりやすく解説
パーレー法とは
パーレー法は海外では「Parlay System」と呼ばれる有名なベット方法です。Parlayは英語で「元金ともうけた金を次の賭に賭けること」を意味します。
自分の資金(元金)は最初だけで、勝った利益を全て元金と合わせて投資する、賭け金を増やしていくという方法です。
カジノゲームだけに使われる攻略法ではなく、FXやバイナリーオプションなど投資にも用いられている資金管理方法です。
オンラインカジノの勝利戦略としてのパーレー法
パーレー法は連勝時に効果を発揮して、勝つたびにどんどん資金が増えていきます。
複雑な計算式やルールが必要な難易度の高い攻略法がありますが、パーレー法はシンプルなルールでカジノ上級者だけでなく初心者にも使えるカジノ攻略法です。プロのギャンブラーは、ゲームの流れを見て連勝が期待できるタイミングでパーレー法を使用します。
本場ランドカジノでは紙とペンでメモを取ったり、スマホを使ったりするのがNGな場合があり、攻略法を完全に頭の中でできないと難しい環境です。対照的にオンラインカジノは自由にメモを取ったり計算とったり自由にできます。攻略法を使わない手はありません。
パーレー法の基本の使用方法は単純明快で、初心者の方でも理解しやすく、すぐ試してみたくなる勝利戦略です。詳しくみていきましょう。
パーレー法はどんなゲームで使えるの?
パーレー法が効果を発揮するのはテーブルゲームです。
勝率が50%で、配当が2倍のゲームに最も適します。
- ブラックジャック
- バカラ
- ルーレット(赤/黒、奇数/偶数)
- シックボー(大/小、奇数/偶数)
などで使うことができます。
パーレー法の使い方
パーレー法は、勝った時に次のベッド額を2倍にしていくシンプルな使用方法です。負けた時にベッド枠を2倍にする有名な「マーチンゲール法」の逆バージョンで、逆マーチンゲール法と呼ばれることもあります。
パーレー法のポイント
- 最小ベット額を設定
- 勝ったら次のベット額を2倍にする
- 勝っているタイミングで止める
パーレー法は連勝時にベット額を2倍に増やしていき、負けたらリセット=初期ベット額に戻ります。ただし負けてしまうと最初のベット額分が損失になってしまうので、勝っているタイミングで「まだ勝てるかも」という気持ちをグッと堪えて切り上げるのがポイントになります。
次の表は、最初のベット額を10ドルに設定して実践し、4連勝した場合の結果です。
ゲーム回数 | ベット額 | 勝敗 | 損益 |
1 | 10 | 勝ち | +10 |
2 | 20 | 勝ち | +30 |
3 | 40 | 勝ち | +70 |
4 | 80 | 勝ち | +150 |
5 | 160 | 負け | -10 |
10ドルから始めて、わずか4回後の勝負で利益が150ドルにまで増大しました。 10ドルが15倍の利益を生む、短時間で爆発的な勝利金を得ることができます。
ですが、4連勝していても一度負けるだけでマイナス10ドルの損益になります。ここがパーレー法のリスクです。全ての利益と最初のベット額を失ってしまうのです。
もしも、4連勝で止めておこう、と引き際を判断できれば150ドルの利益が確保できたということです。このことから、全ての利益を失うリスクを避けるために、3連勝や4連勝したら次のベッド額は初期値に戻す、という応用を使う手があります。
例えば、4連勝したら次は160ドルをベットするのではなく、初期値の10ドルに戻すのです。すると、負けても-10ドルで済み、150ドルの利益分を保持できます。
「◯連勝したらベット額をリセットする」という自分ルールを設ける、パーレー法の応用です。
パーレー法のメリットとデメリット
メリット
- 少ない資金でも大きく勝つことができる
- 短時間で利益を増やせる
- 負けても損失は初期ベット額のみ
短い時間で稼ぎたい人にはメリットが大きい攻略法と言えます。1回の負けで、連勝していた利益を全て失うリスクはありますが、初期ベット額以上の損失にはならないので、リスクは抑えながら大きな利益を期待できる方法です。
とても魅力的ですぐにでも使いたくなってしまいますが、どの攻略法も万能ではなくデメリットもあるので必ず押さえておきましょう。
デメリット
- 1回でも負けると全利益がなくなってしまう
- 勝ち負けが交互に続くと損失が増える
パーレー法は連勝時に効果を発揮する投資法なので、弱点は連勝できない時です。
勝敗が交互になった実践例を見てみましょう。
ゲーム回数 | ベット額 | 勝敗 | 損益 |
1 | 10 | 勝ち | 10 |
2 | 20 | 負け | -10 |
3 | 10 | 勝ち | 0 |
4 | 20 | 負け | -20 |
5 | 10 | 勝ち | -10 |
6 | 20 | 勝ち | 10 |
7 | 40 | 勝ち | 50 |
8 | 80 | 負け | -30 |
9 | 10 | 負け | -40 |
10 | 10 | 負け | -50 |
勝ち負けが交互になると、1勝の後に2倍にしたベット額が毎回没収されてしまうので、じりじりとマイナスが重なっていきます。
上記の実践例では5〜7回に3連勝しましたが、その後負けてしまいせっかくの利益は全て無くなりました。つまり連勝がこないことには効果がなく、損失がちょっとずつ増え資金が徐々に減ってしまうのです。
パーレー法は勝てるのか?勝てないのか?
今までパーレー法の使い方を見てきた通り、少ない資金でスタートしても3連勝、4連勝とすると一気に資金が増やせることがわかりました。
もし最初のベット額を1ドルから始めた場合でも運よく10連勝すれば、1ドルの元金が1023ドルにまで増加します。一発逆転を狙いたい時にはぜひ使いたい攻略法です。
ゲーム回数 | ベット額 | 勝敗 | 損益 |
1 | 1 | 勝ち | 1 |
2 | 2 | 勝ち | 3 |
3 | 4 | 勝ち | 7 |
4 | 8 | 勝ち | 15 |
5 | 16 | 勝ち | 31 |
6 | 32 | 勝ち | 63 |
7 | 64 | 勝ち | 127 |
8 | 128 | 勝ち | 255 |
9 | 256 | 勝ち | 511 |
10 | 512 | 勝ち | 1023 |
しかし、一度でも負けてしまうと全ての金額は失われるので、最初の賭け金は失っても大丈夫な額を設定する必要があります。
理論上、連勝できれば利益が増えるのですが、現実には理想通り連勝が来るとは限りません。それゆえにパーレー法を実践して「勝てない」という声も上がっているのです。
実際には10連勝して1ドルが1023ドルになる確率は低いので、連勝の確率を認識してパーレー法を止めるタイミングの見極めをすることがパーレー法で勝てる鍵となります。
連勝が続く確率
連勝 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
確率 | 50% | 25% | 12.5% | 6.2% | 3.1% | 1.6% | 0.8% | 0.4% | 0.2% | 0.1% |
4連勝、5連勝くらいまでは運が良ければ起きそうに見えますが、10連勝は1000回に1度起こるレアな確率になり、それを狙ってパーレー法を使い続けるのは現実的ではない感じがします。
パーレー法はどんな人に向いている攻略法?
- 攻略法は使いたいけど難しい計算は面倒な人
- 小資金で始めて資金を増やしたい人
- 短時間で大きく稼ぎたい人
- 無計画に賭けるのではなく、攻略法で効果的にベットしたい人
少ない資金で始めて短時間で勝ちたい人に向いている攻略法と言えます。
いろいろある攻略法の中でも、パーレー法は最もシンプルなルールでできる攻略法の一つです。ちょっと攻略法を使ってみたい人にもおすすめです。
場の空気に流されてしまったり、勢いで賭けてしまって後悔することがある人は、必ず止め時の自分ルールを決めて、それを守るというのを徹底してパーレー法を実践するのが良いでしょう。決めた自分ルールを守れない人は、パーレー法のデメリットにはまって負けてしまう可能性が高いので向いていません。
パーレー法で勝つために必要なものは?
パーレー法で勝つためには、プロのギャンブラーのように自分ルールを守る心構えが必要になります。
- 何回勝ったら最初の賭け金にリセットする
- 利益がいくら出たらストップする
- 何回勝ったら他の攻略法に変更する
など、プレイを始まる前に自分ルールを決めておいて、感情的にベット額を上下してしまわないよう、たんたんとプレイする必要があります。
また改良編では、パーレー法の連敗時のデメリットを改良するため、マーチンゲール法と組み合わせる方法があります。連勝時はパーレー法を続け、負けたらマーチンゲール法に切替てプレイし、利益が増えたタイミングでゲームをストップするという応用です。
他にもグランパーレー法と組み合わせる改良もできます。ぜひグランパーレー法の解説ページもご覧ください。
まとめ
パーレー法は少ない資金でも連勝時にスピーディーに利益を増大させられる攻略法ということがお分かりいただけましたか?
- パーレー法は連勝時にベット額を倍増させ全ての利益を投入する資金管理法
- 連勝確率を確認して、パーレー法を止めるタイミングを決めておくのが重要
- 連敗や勝ち負けが交互に来る場合は他の攻略法と組み合わせる
連勝がこないと効果を発揮できない側面もあるので、他の攻略法も習得して組み合わせができるともっと楽しめそうですね。ぜひ応用や改良できるよう、いろいろな攻略法をチェックしてみてください。